自然エネルギーとは、“太陽・風・水・土”、この地球上にある自然の力から得られた地球にやさしく、なくなることがないクリーンなエネルギーです。技術進歩による自然エネルギー利用の効率アップ、原発問題、国や行政のバックアップの充実と、今自然エネルギーは大きな注目を得ています。

今注目を集めるワケ:家計のためになるのはもちろん…

  • 【1】何よりも地球のため!

    地球と自然エネルギーの理想イメージ

    地球温暖化で気温は上昇し、私たちの暮らしや、地球への悪影響が懸念されており、温暖化の原因といわれるCO2の削減が求められています。

    自然エネルギーの利用はCO2を発生しないクリーンなエネルギー。

    このエネルギーを利用することで、温暖化の対策につながります。

  • 【2】非常時のリスク分散

    エネルギー供給をひとつに依存していると災害時に、そこが使えなくなってしまったら完全に生活できなくなってしまいます。

    自然エネルギーは、地域の自然資源を上手に活用することで、そんな不安を回避することができます。

    ひとつのエネルギーに依存だと…生活するためのエネルギーが供給されない、、、→自然エネルギーを使うことで、どれかひとつダメでもエネルギーが供給される。

  • 【3】地域の活性化に

    地元の自然エネルギーを利用するということは、外から買わずに、地元で作って地元で買うということ。

    地域経済が活発になり、私たちの地元が元気になります!

自然エネルギーの種類:環境を汚さないクリーンなエネルギー資源。それが自然エネルギーです!

  • 太陽光発電:太陽光を太陽電池で直接電力に変換する発電方式です。
  • 小水力発電:中小河川、用水路、さらにはトイレの洗浄水等、様々な水流を利用した発電方式です。
  • 地中熱利用:太陽エネルギーによる地中に蓄積した熱を地下の浅い部分にある比較的低温の熱をいいます。
  • 太陽熱利用:屋根などに設置した太陽熱温水器で温水を作りお風呂や給湯、床暖房などに利用します。
  • バイオマス利用:木材、海草、生ゴミ、紙、動物の糞尿、プランクトンなどの有機物から再生されるCO2の発生が少ないエネルギーです
  • 風力利用:自然に吹く風の力を利用し風車を回して発電する方式です。

※他にも、地熱、温泉熱などたくさんの自然の力を使ったエネルギー利用の研究・開発が進んでいます。

★いろいろな自然エネルギーの発電量:太陽420,000億kcal・風波880億kcal・地熱77億kcal・潮汐流7億kcal・水力5億kcal

佐久地域と自然エネルギーのステキな関係

自然の力そのままを利用するので、安定的で大規模な供給は難しい場合が多く、
エネルギー変換効率も高くありません。

しかし、豊富な自然資源と恵まれた環境で、地域に必要な規模だけあれば、自然エネルギーの利用は非常に大きなメリットがあります。

八ヶ岳・浅間山など雄大な山々に囲まれた佐久地域は標高が高く、森林や河川などの自然資源が豊富。

この佐久地域の豊かな自然環境が、太陽光をはじめとする自然エネルギーの源となっています。また、災害の少なさも自然エネルギーを安定供給するための重要なポイント。まさに佐久地域は自然エネルギーを活用するのに、最適な土地といえます。

●自然エネルギーの主力・太陽光発電に適した環境→【1】長い日照時間で、発電時間が長い!【2】冷涼な気候で、発電効率が良い!●山の傾斜と 河川を利用した小型水力発電●間伐材を用いたペレットストーブ●地熱・温泉の熱を利用する研究/発電量ランキングを見てみよう!

佐久地域では他にもまだまだたくさんの利用・研究が進んでいます。